神々の痕跡が残る島、屋久島

屋久島は世界遺産にも登録されており、特に縄文杉などが有名です。しかし、屋久島には奇妙な巨石が多数点在しています。
その岩の名は、「トーフ岩」、「天柱石」、「御神体」、「巨石神殿」、「宮之浦の巨石群」と呼ばれ、 多くの人を魅了しています。
この巨石をひと目見ようと、山に登る人も沢山います。この巨石群は、神様が配置したようだと表現する人も居るし、
人工的に配置されたと主張する人も居ます。自然界の奇跡として疑問を持たずに受け入れる人も居ます。
この島の巨石について紐解いていきましょう。 

ナスカの地上絵と屋久島の巨石群

驚いた事に、ナスカからカンデラブロ地上絵までのラインの延長線上には日本列島にぶつかります。このラインは非常に正確で、そのラインを合わせると屋久島を指し示していました。 屋久島には、ナスカの地上絵に関連する地上絵は存在しません。しかし、
屋久島で最も神聖とされる「御神体」と最も目立つ「豆腐岩」を繋ぐと、そのラインは南米ナスカ沖に到達します。 屋久島北西には男女群島があり、その南西の地点は天孫大神殿が沈んだと思われる地点です。

豆腐岩の謎

天柱石と同じ屋久島の高盤岳(1711m)は、きれいな三角形の山です。
その頂上に、「豆腐岩」と名付けられた奇岩が乗っているのですが、この岩が豆腐のようにスッパリ切断されたように見えることから
豆腐岩と名付けられました。これは、凍結破砕作用で岩が割れる現象なのだそうです。

水が凍ると、凍結膨張でその体積は約9%増加します
水を容器に閉じ込めて凍らせると、高まった圧力で容器が壊れてしまいますが、岩に溜まった水にも同じ作用が働くのです。
これを応用し、巨石の筋目を読んで矢穴を掘っておけば、そこに溜まった雨水が凍る冬に、人工的な亀裂を生じさせることも可能です。
インカ帝国でも、岩に水を注いで厳冬の中で凍らせ、水の体積を膨張させて岩を割ったといわれています。

天柱石の矢穴か?

太忠岳の天柱石には、割れたような面の向かって左上に、矢穴の名残としか思えない凹みがいくつも残っているそうです。
あまりに巨大なため、誰も人の手が加わっているなどとは考えないでしょうが、雨が多い上に冬は極寒の山頂部ですから、もともと少しでも亀裂があれば、凍結破砕作用をうまく利用して巨岩を割ることは可能だったかもしれません。

それが歴史的事実としても、なぜそんな面倒なことをするのか?

例にあげると生名島の立石は、その島の岩ではなく、海上運搬されたとのこと。

弥生時代あるいはそれ以前に、いったいどんな方法で運んだのか?
いや、そもそも何の目的があってそんなことをしたのか?

屋久島の豆腐岩も天柱石も、もともとその場所。山頂ににあった岩が長い年月で侵食され、削られ、今の形になったのでしょうか?

もっと大きな意思が働いていたということしか、私は想像できません。