※ざっくり言うと※
・我々の銀河は引っ張られてる上に押されてもいる
・ハッブル宇宙望遠鏡で宇宙の詳細な3Dマッピングも可能に
・星を巡るよ純情(マクロスF)

エルサレムにあるヘブライ大学の研究者は、初めて、私たちの銀河が引っ張られているだけでなく、何かに押されていることを発見しました。自然宇宙学誌(ネイチャー・アストロノミー)に最近掲載された新しい研究では、私たちの銀河の大部分が空になっている、銀河系の外周辺にある未知の超大質量領域について説明しています。

あなたがそう思うと答えたとしても、実際にはそうではありません。なんのことでしょう?自身で回転し、銀河を周回している私たちの太陽を周回する惑星の表面に、実際に住んでいると実感したことはありますか?あなたがそれを感じないのは、すべてが一定に動いているせいです。

私たちの惑星は、時速約1,600kmでその軸上を回転します。それはまた、時速約10万kmで太陽の周りを周回します。太陽は時速約85万kmで我々の銀河系銀河を旋回する。天の川銀河とそれに伴うアンドロメダ銀河は、時速約200万km(秒速630km)で拡大する宇宙に付随して動いています。

しかし、天の川銀河の宇宙遊泳を推進しているものはなんでしょう?

天の川を、時速200万kmで文字通り宇宙に押し進めている謎の「虚空」が存在することが判明しました。

以前、専門家は、私たちの銀河が、その領域の重力により、宇宙の特定の密な部分に引っ張られているために、スピードが上がっていると考えていました。

しかし、新しい研究が異なった結果を提示しました。

科学者たちは、銀河系の綱引き(タグ・オブ・ウォー、tug-of-war)と呼ばれる過程で、「銀河系外の虚空」によって揺れ動いていることが判明しました。

宇宙を旅する私たちの銀河は何十年もの間ずっと謎に包まれていましたが、新しい三次元地図が、その謎に新たな洞察をもたらしました。

かつて、専門家たちは、宇宙の密集した地域が、隣の銀河を引っ張っていると考えていました。その重力は、百万個の太陽に相当すると考えられてきました。

その犯人は、天の川から150億光年離れた銀河の群れの領域であるグレート・アトラクター(Great Attractor、近傍宇宙の大規模な重力異常)です。

しかし、エルバレムにあるヘブライ大学の研究者たちは今、私たちの銀河は引っ張られているだけでなく、何かに押されているとも言います。

ネイチャー・アストロノミーに最近掲載された新しい研究では、私たちの銀河の大部分が空になっている、銀河系の外周辺にある未知の超大質量領域について説明しています。

この論文の執筆者であるイェフダ・ホフマン教授は、次のように述べています。「銀河の流れを宇宙空間に3Dマッピングすることによって、私たちの銀河系は、以前は未確認であった大規模な低密度領域から高速で移動しています。」

さらに、ホフマン教授は説明します。

「反発するこの地域を【ダイポール・リペラー】と呼んでいます。既知のシャプレー超銀河団に向かって引っ張られることに加えて、新たに発見された【ダイポール・リペラー】からも押し出されています。したがって、引く力と押す力が、私たちの場所で匹敵する重要性を持つことが明らかになりました。」

世界的に有名なハッブル宇宙望遠鏡を含む超強力な望遠鏡の助けを借りて、研究者たちは、宇宙の三次元地図を作成することができました。

新たに生成された地図は、専門家がいわゆる【ダイポール・リペラー】を識別するのを手助けし、研究者たちは、天の川の両方向の動きを調整することができました。