※ざっくり言うと※
・宇宙規模で見たら近い位置にひとが住めそうな星を発見
・なお、生命がいるかどうかは不明
・ちなみに10年かかった冥王星までの距離の1,800倍以上の距離(アカン)
最近「再発見された」外惑星は、地球から約14光年離れているものの、親星の生命居住可能領域に位置しているので、生命維持が可能であるための必要な特性をすべて備えていると考えられています。

科学者は最近、地球と同様の特性を持つ別の惑星を捜索し、生命を宿す可能性が非常に高い外惑星を「発見」しました。

この発見の最も重要な部分はなんでしょう?それは、外惑星が、私たち自身の太陽系と相対的に近接していることです。ウルフ1061c、2015年に天文学者によって発見され、地球からわずか約14光年に位置している星です。

この外惑星はとても興味深いものです。研究者たちは、その星が親星の生命居住可能領域に位置していることを知りました。それは、私たちが知っているような生命が存在できるという希望を高めています。

科学者たちはウルフ1061システムに、3つの惑星を発見しました。 ウルフ1061b(内惑星)は、高確率で生命居住可能領域の境界の内側にあり、居住するには暑すぎます。ウルフ1061c(中惑星)は、生命居住可能領域の内側境界線のすぐ外側にあり、潜在的に居住可能です。そして、ウルフ1061d(外惑星)は、居住するには少し寒すぎる居住区域の境界の外側に位置します。

NASAは、「生命居住可能領域」を「軌道上の惑星表面に液体の水が溜まる星からの距離の範囲」と定義しています。

言い換えれば、「ゴルディロックスゾーン(Goldilocks Zone、GZ)」とも呼ばれる生命居住可能領域は、太陽系内で生命にとってあまりにも熱くも寒くもない場所です。

もし私たちが地球を観測するなら、温暖な条件が当てはまり、この惑星は生命を維持し、水を液体状態にすることができます。一方、火星は明らかに冷たすぎです。

ウルフ1061cが生命維持可能であるかどうかを見るために、天文学者は惑星からの7年間の光度データを分析し、温度と面圧が何であるかを発見するために惑星軌道を追跡しました。彼らの発見は、それが生命を宿すことができるという考えを確実にしています。

しかし、ウルフ1061cに関してはまだまだ多くの謎があります。まず第一に、科学者たちは、外惑星に大気があるかどうか確信していません。これまでの理論は、金星が初期の時に経験したのと同じように、惑星温度が液状の水の痕跡をすべて蒸発させた状態に似ている可能性があると提案しています。

さらに、科学者は、水蒸気の生成が急速な温室効果を引き起こし、惑星温度をさらに上昇させる可能性があると述べています。専門家は、金星に起こったのと同じことが、ウルフ1061cで起こったと考えています。

上記に加えて、研究者はウルフ1061cが生命にとって理想的な候補であると確信していますが、現時点で実際に生命が存在しているかどうかは不明です。

報告書によると、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡から入手可能な測定値はまだ必要ですが、結果が次回まで公開されないため、これらの測定値を得るにはもう少し待つ必要があります。

3番目の難点は、太陽系から14光年という「近距離」ではあるものの、1光年は9兆km(6兆マイル)に等しいという事実です。

比較すると、冥王星(約48億km)を訪れるに10年を要しました。