※ざっくり言うと※

・地球には毎月数十個の小さな隕石が接近している

・だいたいの場合は窓が割れるくらいで済む

・まれに、【君の名は。】のようなことが起きるかも?

危ない!かなりギリギリでした。数日前、地球から月までの距離が半分しかない小惑星が発見されました。最悪なことに、私たちはただ飛んで来るのを眺めるしかありませんでした。NASAの地球近傍天体観測プログラムによると、2017年の1月だけで、2017 AG3と同様のサイズの小惑星が38個以上も「近接接近」しているのです。

直径34メートルの小惑星が、地球から非常に近い、月までのたった半分の距離を通り過ぎました。

Space.comによって発行された記事によると、小惑星は、アリゾナ大学のカタリナ・スカイサーベイ望遠鏡を用いて一定範囲の夜空を掃天観測しているによって7月1日に発見され、2017 AG13と名付けられました。

この小惑星は、時速57,600kmで移動していると推定されています。地球から20万km以内にあり、月の半分の距離になります。(JPLのデータによると月までの距離の約54%)

「これは私たちに非常に近く、超高速で飛んでいます。」天文サービスであるスローのエリック・フェルドマン天文学者は、1月9日米国東部時間午前7:47に行われた接近通過のライブ放送中に語りました。「これは、実際に2つの惑星、金星と地球の軌道を横切ります。」

宇宙の岩石が私たちの惑星に衝突したら、どうなるでしょうか?

パデュー大学の研究者は「地球衝突!」というシミュレータを作成しました。彼らの結果は、いくつか言われているほど壊滅的ではなかったことを示しています。

2017 AG13、あるいは同サイズの小惑星が、地球に45度の角度で衝突するとします。パデュー大学のシミュレータによると、それは空気爆発を起こすそうです。さらに、その爆発は約700キロトンのエネルギーを放出します。これは、広島に落とした原爆よりも数十倍のエネルギーです。

実際、パデュー大学によると、このような爆発は150年ごとに起こる傾向があります。スローFlashプラグインを搭載したブラウザでライブビューを見ることができる自動型の望遠鏡サービス)によると、2017 AG3は「2013年にロシアのチェリャビンスクを襲った小惑星とほぼ同じ大きさ」であり、その時と同様の影響が現れると考えれています。ロシアの時は、窓ガラスが割れ、建物も多少損壊したそうです。

「興味深いイベントではありますが、珍しいことではありません」と惑星科学研究所のマーク・サイクス博士は述べています。米国議会は、NASAに、2020年までに直径140メートルを超えて危険な可能性のあるNEO(Near Earth Object:地球近傍天体)の約90%を発見する任務を与えました。しかし、報告書によれば、この目標には至っていません。